『刑務所のルールブック』はどのくらいリアルな刑務所生活なのか、韓国法務部による解説

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刑務所生活を描いたドラマ『刑務所のルールブック』が人気を得て、なんと韓国の法務部(法務省)がドラマについてコメントする動画を公開しました。法務部作成ですが、ドラマ側が全面的に協力しているのでしょう、ドラマ映像がふんだんです。

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法務省職員が登場


長いので、ざっくりかいつまんでご紹介します。

番組を進行するのがこのお二人。
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左側:法務部矯正企画課 キム・テウォン
右側:法務部代弁人室 イ・サンウ

大ヒット中のドラマ『刑務所のルールブック』は、刑務所が「犯罪人の巣窟」ではなく、「人が暮らすところ」という描き方をしていて、嬉しいのですが、
とはいえ、行き過ぎた表現やありえないエピソードなどがあるんですね。

まず、タイトル『슬기로운 감빵생활(原題:賢い監房生活)』ですが、
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감방(監房)の俗語감빵が入っているので、法務部がタイトルをつけるとしたら、
슬기로운 교도소생활(賢い刑務所生活)
でしょうね。

ドラマの内容に踏み込みます。
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ソン・ドンイルさんが演じるチョ主任が、キム・ジェヒョクに3000万ウォンを要求します。拒絶されると、キム・ジェヒョクを懲罰室に収容しました。こんなことが実際にあったら???

もちろん懲戒処分、刑事処分もあり得ます。そして収容者に懲罰を与えるときは、法に従った手続きを経なければならないので、個人の権限で懲罰室に入れることはあり得ません。

同じように、キム・ジェヒョク選手に対して特別に運動時間が認められていましたが、これも法を無視した特恵ですからアウト。

ドラマで大きな存在感があったソジ。
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実際には소지ソジとは呼びません。
사동 도우미 屋舎の補助員

ではソジとはどういう意味なのでしょう。日本語の「掃除」からきた言葉だそうです。
소지←소제(日本語のソージ)← 청소(掃除)
(ハングルが소제ソジェになっていますね、ご愛敬)

このソジが野球選手だったキム・ジェヒョクにテニスボールをプレゼントします。でもすぐに「不正物品」ということで押収されます。
テニスボールは特に危険品でもないのに、なぜでしょう。
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ゴムの部分を切って、中にたばこやライターなどを入れて、不正に刑務所内に持ち込むことがあります。いずれにしろ、認められていないものはすべて不正物品。

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ドラマの中では、運動場に設置されている監視カメラが故障したままだ、という話がでてきます。
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刑務所でもっとも大切なのが警備ですから、故障したまま放置しておくことはありえません。最新の警備システムを導入しています。警備は刑務所の核心ですから、定期検査や、故障しないための予防を徹底しています。

ドラマでは監視カメラの死角を利用して受刑者と刑務官で賄賂の授受がされていましたが、
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교도관의 눈을 피할 수 있는 사각지대도 없습니다.
刑務官の目が届かない死角地帯もありません。

これにて第1部おわり。
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2부에서 계속됩니다.
2部に続く。

この法務部による解説、3部作です。さらに番外編もあって全4部。
折見てまたご紹介します~。

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