イ・ジョンソク『ロマンスは別冊付録』熟年夫婦の離婚理由

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新学期が始まり、時間が飛ぶように過ぎていきます。ドラマも映画も見る余裕がないのですが、金曜日の市民講座の教材はドラマだから、授業準備でドラマみて、つかの間、幸せ感じたり・・・という日々です。

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『ロマンスは別冊付録』

イ・ジョンソク、入隊前の最後の作品。
イ・ナヨンの9年ぶりの復帰作。

私の中では期待作でしたが、テレビ局(TVN)は、『ロマンスは別冊付録』の前に放送した『ボーイフレンド』(パク・ボゴムとソン・ヘギョのドラマ)に力をいれていたので、『ロマンスは別冊付録』の宣伝をあまりしなかったとか。
そのせいで、初回の視聴率が4.3%と低い数字で始まり、その後じわじわ数字を伸ばし、最終回は6.7%まで伸ばしました。

本を読む人が少なくなりつつある中で、
本を作る人々の努力や情熱や苦労
を描いたよいドラマでした。

ただ、前半はそういう本づくりの話が中心だったけれど、
後半、ロマンスが中心になって、
イ・ジョンソクとイ・ナヨンのらぶらぶぶりに、
正直「もういいから」と思ってしまったり。
基本、ラブコメなので、ラブラブを楽しむ作品です。

本気で泣けた熟年離婚のお話

第8話で、ドラマの舞台である出版社「キョル」の、
氷のように冷たいコ理事と、
愉快なお姉さん的なソ・ヨンアチーム長と、
契約社員のカン・ダニ(イ・ナヨン)が、
一緒にお酒を飲むシーンがあります。
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ソ・チーム長は、同じ「キョル」の編集部チーム長のポン・ジホンと夫婦でしたが、
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この度、離婚しました。

夫婦両方とも職場の仲間ですから、
コ理事とカン・ダニは「なんで離婚したの?」と聞きます。

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表面張力の最後の一滴

説明しようとすると、無理しても泣けてしまうソ・ヨンアチーム長。
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ある日、夫婦で買い物をしていたとき、靴屋に入りました。
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値段を聞くだけで、試着もしないソ・ヨンアに対して、靴屋の主人が悪態をつきました。

사지도 않으면서
買いもしないくせに

재수없어
ムカつくな

ソ・ヨンアは「客に対して失礼な態度だ」と怒りましたが、
夫は「買えばいいじゃないか、どれ買う?」と、
とりあえず、その場を収集しようとする。

しかも、
솔직히 당신, 신발 살 생각이 없었잖아.
正直、君は買う気がなかったんだろ?

とか、店の肩をもつ発言まで。

地下商店街の真ん中で、ソ・ヨンアはブチ切れました。
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지금 누구 편 드는 거야?
あなたは、誰の味方なの?

니가 이해해야 되는 사람은 저사람이 아니고 나야!
あなたが理解すべきなのは、あの店主じゃなくて私でしょ!

妻がなんで怒っているのかのか、わからない夫。
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正しいとか正しくないじゃなくて

客観的にみれば、
「買う気のない客ばかり来たら、客商売とはいえ、店主の機嫌が悪くなるのも仕方がない」
というのもわかります。

でも妻としては、
「自分の妻が馬鹿にされたんだから、妻を庇うのが夫でしょ」
という期待をもっている。

自分の子どもがなにか問題を起こしたとしても、
この世のすべてが子どもを非難し敵に回ったとしても、
母親だけは、理屈抜きに子どもの味方をするものだ。

それに近いものを、夫に求めているのでしょう。

それに対して、夫は、
とりあえず、その場を収集しようとし、
大声張り上げる妻に対して道行く人の目を気にし、
妻が何に傷ついているのか、わかろうとしない。

うーーん。
正直、私は、この夫の心情に近いのですが、
自分の気持ちをわかろうとしない相手に対して、
妻が感じる「とてつもない孤独」というのは、痛い程わかります。

一人でいる時に感じる孤独より、
二人でいる時に感じる孤独のほうが、何倍もつらい。

日々、がっかりしながら、「でも」と期待しては裏切られ、
その「がっかり」が限界に達した瞬間だったのでしょう、靴屋さんの一件が。

夫ポン・ジホンも友だちたちに話を聞いてもらっていました。
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男3人して「女ってわかんねー」の図。

ソ・ヨンアを演じた김선영(キム・ソニョン)さんは、
どのドラマでも芸達者ぶりを見せてくれますが、今回も、泣かされました。

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