『暴君のシェフ』全部見終わっての感想

『暴君のシェフ』が最終回を迎えてから、ずいぶん時間が経ってしまいました。この間、イベントがあったり新学期が始まったり、田園都市線がとまったり!いろいろエネルギーの消耗が激しくて、感想をまとめる余裕がありませんでした。
『暴君のシェフ』最終回について
そもそもが、ファンタジー時代劇なのだから、
細かいことは気にしちゃいけない!
と、何度も自分に言い聞かせながら見ていました笑
現代から過去にタイムスリップしたのが、
飛行機のトイレだったのだから、
同じ場所に戻っていくのかと思っていました。
ところが、現代にもどってきたジヨンは病院にいました!
飛行機で事故が起きたとか?説明ないの?
(細かいことは気にしちゃいけない!)
しかも、刀で切られた傷まであるとは!
医者やお父さんは、何も訊かないの??
(細かいことは気にしちゃいけない!)
その後、ジヨンが働くことになったレストランで
朝鮮時代のスラッカンのメンバー勢ぞろいとは!
最終回ならではの、ファンタジーならではの、
これはサービスなのかと、
ここから先は、笑ってすませました。
でも、突然、イ・ホンがレストランに現れてハッピーエンド
という展開には、若干の消化不良・・・
どうやってタイムスリップできたの?
美容院や洋服屋、お高いレストランなど、現金はどうしたの?
って、ジヨンも気になるでしょうに、何も訊かないの?
原作漫画では、
イ・ホンも望雲録の最後のページの力で現代にタイムスリップ
初めて見る自動車に驚き、交通事故
事故の加害者がイ・ホンに興味を持っていろいろ手助け
有名になっていたジヨンと再会
という流れだったそうですが、
ドラマでは、この部分は全部省略されました。
中国との料理対決を短くして
最後の再会までのプロセスを説明してほしかったです。
スポンサーリンク
面白かったけれど玉に瑕な部分
『暴君のシェフ』、とても面白かったです。
毎週、とても心待ちにしていました。
それでも敢えて、残念だった部分を挙げてみると、
やはり、中国との料理対決の部分です。
*6話から9話にかけて。ちょっと長すぎた。
*アビスが、悪役から急にキャラ変してしまった。
*タンベンニョンがなぜ味方してくれるのか謎だった。
『暴君のシェフ』というタイトル通り、
「シェフ」の料理描写に命を懸けている
というのはよくわかるし、
その分、本当にハイクオリティーでしたが、
「暴君」にまつわる王宮の権力闘争の部分が、
ちょっと駆け足すぎました。
イ・ホンの生母が殺されなければならなかった理由、
いまいち、説得力がなかったし、
かってに担がれたチンミョン大君
後ろ盾がいなくなってしまったわけですが、
あの年で、王様やっていけるのか心配。
モデルとなった実在のヨンサン君は
韓国では何度となくドラマや映画に描かれているので、
その周辺の出来事も、よく知られているのでしょうけれど、
海外視聴者には、やはりもうちょっと説明がほしいところです。
これをきっかけに朝鮮史を紐解いてみるのもいいですね。
よろしかったらお願いします!
韓国語ランキング
自己紹介はこちら
最後まで読んでいただきありがとうございます。
スポンサーリンク
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
イ・ホンがどうやってタイムスリップできたのか、王宮の権力闘争の部分が駆け足すぎた、など、ほぼ全面的に同意します。
イ・ホンのタイムスリップについては、Xで見かけた(元はtiktokらしい)「発明家(コ・チャンソク)の彼が作ったタイムマシンに乗って」というのが、笑いましたし、その展開も観たかったです(笑)
津木田さま
コメントありがとうございます!
チャン・チュンセンが作ったタイムマシン!!
スラッカンの人々もきっとタイムマシンで来たに違いない笑
あの最終回をみたら、もうなんでもアリですよね。
こまごまとした「?」はありましたが、
でも、楽しかったし、周りにお勧めしています。