映画『義兄弟』7年ぶりに見たら、いろいろ発見したトリビア

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GYAO!の映画リストに『義兄弟』を見つけたので、さっそく見てみました。なんと配信最終日にすべりこみ。

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2010年作製『義兄弟』

日本公開時に映画館で見た当時は、主演のソン・ガンホは知っているけれど、カン・ドンウォンって誰?という状態でした。
7年の間に、映画やドラマをたくさん見るようになって、カン・ドンウォンは勿論、その他の登場人物も「顔なじみ」の人がたくさん出ていて、最初に見たときより数倍、楽しめました。
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監督:チャン・フン

ソン・ガンホイ・ハンギュ
国家情報院 チーム長。事件後、リストラにあい、妻に離婚され、人探しを専門にする興信所を立ち上げる。手柄を挙げるためにジウォンを自社にスカウトし、自分の家に住まわせる。

ソン・ジウォン:カン・ドンウォン
北朝鮮の工作員。北朝鮮に妻子がいる。仲間の裏切りで自分まで裏切り者にされ、北に帰れなくなっている。ハンギュが国家情報院のままと思って、監視目的でハンギュのスカウトを受ける。

チョン・グククァン:「影」
北の殺し屋、通称「影」。結局本名は明かされぬまま。

日本語の予告編。時系列通りの予告編で、まさにこういう物語でした。

ざっくり感想

南北の兵士が仲良く過ごす『JSA』でソン・ガンホに惚れたのですが、この『義兄弟』も南北の国を背負った者同士の交流がテーマです。

『JSA』のソン・ガンホは北の兵士で、イ・ビョンホンが南の兵士でした。
そういえば、『JSA』では、イ・ビョンホンから南のチョコパイを食べさせられていましたが、『義兄弟』ではカン・ドンウォンに資本主義のハンバーガーを食べさせていましたね。

チラシ韓国バージョン。
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カン・ドンウォン演じる北朝鮮のジウォンが、才色兼備なうえに人間的に温かみのある人で、韓国の元国家情報院ハンギュには人権意識がなかったり、
「影」は、党の指令ではなく個人で残虐行為をしていたとか、
このような設定に、国同士は対立していても、庶民レベルでは同じ民族としてのシンパシーがあるのだ、ということを感じました。

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『義兄弟』のトリビア

ソン・ガンホは天才!とか、カン・ドンウォンが格好いい!というのは、あまりに当たり前な感想なので、周辺人物のトリビアを二つばかり紹介します。

ベトナム人役のコ・チャンソク

韓国でも農村の「嫁不足」を解消するために、ベトナムから女性を連れてくるということが社会問題になっています。映画の中で、ソン・ガンホ演じるハンギュが立ち上げた興信所では、失踪したベトナム人女性を探すというのが主な仕事でした。

最近見た映画『女は冷たい嘘をつく』でも、コン・ヒョジンが中国から連れてこられた農村花嫁を演じていました。

『義兄弟』で韓国の農村とベトナムをつなぐブローカー役を演じたコ・チャンソクさん。ベトナム語を流暢に話していたので、7年前に見たときは、ベトナム人俳優だと思ったものです。
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今では、多くのドラマや映画でおなじみとなっていますが、有名になるきっかけとなったのが、このベトナム人役だったそうです。

彼の登場場面は3回しかなかったのに、観客たちに強烈な印象を残したんですね。特に、このセリフが有名だとか。
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「ぶっ殺す、この野郎」
カッコがついているので、ベトナム語かと思いますが、実は、
죽는다, 이새끼야
と韓国語で言っています。ベトナム語なまりの韓国語。

セリフのほとんどがベトナム語で、合間にベトナム語なまりの韓国語をふっと入れる。これは監督の指示ではなく、コ・チャンソクさんのアイデアだそうです。

ベトナムから来た花嫁役イ・ジャスミン

韓国の農村に来た花嫁たちの中には、差別されたり夫から暴力を受けたりして、農村から逃げだす人も多くいます。
その一人を演じたイ・ジャスミンさん。
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この方はセリフもあって、しかも韓国語が流暢だったので、7年前に見たときにも印象に残りました。

実は彼女は、フィリピン人で結婚して韓国に移民、その後韓国籍を取得し、そして、なんと!
彼女は2012年の国会議員選挙に出馬し、当選しているんですね。ちなみにセヌリ党から。

韓国初の外国にルーツを持つ国会議員として有名人だそうです。

イ・ジャスミンさん(韓国ウィキナムから)
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2016年に国会議員の任期が満了し、現在は結婚して韓国に来た女性たちを対象にした学校を運営するなど、多文化の価値観を広めるために活躍しています。

映画で、外国人花嫁のおかれた厳しい状況を演じていたそのご本人が、実生活で、外国人花嫁たちのために仕事をしていたんですね。
感慨深いです。

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コメント

    • NICO
    • 2017年 12月 18日

    こんにちは(´∀`)

    わぁ~最初は映画館で観られたんですね~
    私はその頃は、全然韓国映画もドラマも観ていない頃です~(´艸`)

    この映画もGyaO!で配信される度に観ようと思うのですがいつも見逃して…そして今回も…。
    でも今回は、11月になぜかGyaO!でカン・ドンウォンさん特集だったのか、
    『彼女を信じないでください』『チョン・ウチ 時空道士』『超能力者』と、
    ファンでもないのに立て続けに観たら、お腹いっぱいになってしまい…( ̄∀ ̄)
    この映画も終わるまでに観なきゃと思いつつ、他のものばかり観てました(*≧∀≦*)

    観てない映画なので、真ん中あたりは高速スクロールさせて頂きましたが、
    最後のイ・ジャスミンさん。私もこの方の出演作観たことがあります。
    キム・ユンソクさん、ユ・アインさん主演の映画『ワンドゥギ』で、
    アインさんのお母さん役で出演されていました。
    あまりにも韓国語がお上手だったので、観た当時に私も調べて、スゴイ人なんだな~と感心したことを覚えています。
    『ワンドゥギ』は翻訳本も読んで、韓国語原作本も持っているくらいに好きな映画です。
    自分の学生時代の先生を懐かしく思い出していました(´艸`)
    ジャスミンさんのお母さん役も、とてもよかったです♪

    『義兄弟』次こそは観たいと思います~( ̄∀ ̄)

      • sokjon2016
      • 2017年 12月 18日

      NICOさま
      コメントありがとうございます!
      GYAO!でカン・ドンウォン特集があったのですかあああ!
      『チョン・ウチ 時空道士』見たかったですっ。
      11月は「大丈夫、愛だ」と「星から来たあなた」を見るのに忙しくて、映画までチェックしていませんでした、残念です。

      イ・ジャスミンさん、『ワンドゥギ』にも出てらっしゃるんですよね。
      私はこの映画は見ていないので、知らなかったのですが、ユアインさんのお母さん役ですか!

      『青年警察』や『犯罪都市』などで、韓国の外国人住民=犯罪者のように表現されていたことが問題になっていたので、
      イ・ジャスミンさんのような存在がとても大きく感じます。
      『ワンドゥギ』、機会があったら見てみます。

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