『愛の不時着』第11話 動画と日韓対訳で見るヒョンビン大変身の場面
疲れた時などに好きなドラマの好きなシーンを見ます。そうやって見ていると、時々「この部分、日本語訳はどうなっていたっけ」と気になる場面があります。
『愛の不時着』第11話のあの場面
韓国ドラマの「お約束」のように、
イケメンや、美人さんが、試着室で変身する
というシーンがありますよね。
『愛の不時着』では、
ソウルにやってきたリ・ジョンヒョク氏が、
第11話で大変身します。
で、ユン・セリが支払いをしようとしたときの会話。
韓国では、知らない人はいない昔話
「フンブとノルブ」
ですが、日本では知っている人はごくわずか・・・?
日本語字幕は、こんな感じでした。
言ったでしょ、私はツバメだって。
それも超セレブのツバメ。
今、あなたに恩返ししてるわ。
クレジットカードでじゃんじゃんね。
「ツバメ」と「恩返し」って、
日本だとあまりセットになりませんよね。
「ツバメ」は
年上女性に可愛がられる男性
のイメージが強く、
韓国語のツバメ=제비にも同様の意味があります。
ユン・セリの「私はツバメ」のセリフを聞いて、
え、この場面ではリ・ジョンヒョク氏がツバメじゃん!
と一瞬思ってしまいました。
日本だと、鳥で「恩返し」といえば、
「舌切り雀」か、「鶴の恩返し」か。
もとのセリフはこんな感じです。
내가 뭐랬어요. 나는 제비.
私がなんて言ったっけ?私はツバメ。
그것도 최상위급 초 럭셔리 제비.
それも最上級、超豪華なツバメ。
지금 리정혁 씨는 박 까는 흥부 된 거라고.
今、リ・ジョンヒョク氏はひょうたんを割るフンブなの。
지금부터 블랙 카드로 톱질 실컷 해보는 거예요.
今からブラックカードで、思い切りのこぎりでひょうたん割るのよ。
フンブとノルブ
性格の悪いノルブが兄で、心優しいフンブが弟です。
怪我したツバメを助けたフンブに、
ツバメが恩返しをするのですが、
それが、
ひょうたん。
のこぎりでひょうたんを割ったら、
中からお米や金銀財宝が出てきた。
というお話です。
フンブの家族がのこぎりでひょうたんを割る場面が、
この昔話の中で、一番盛り上がる部分なのです。
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『愛の不時着』第2話で
ユン・セリが北朝鮮に迷い込んだ時、
リ・ジョンヒョク氏に韓国へ戻るための手助けを頼みました。
その時、
私は大金持ちだから、私を助けてくれれば、
あとで、ものすごい恩返しをしてあげるから!
と言っても、リ・ジョンヒョク氏がよい反応をしてくれないので、
「フンブとノルブ」をたとえ話にしたのでした。
フンブとノルブの昔話で説明してあげる。
第11話を見ているときに、第2話の記憶なんてないですよね。
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