韓国の調味料、なんでも韓国料理にしてしまうヤンニョム
料理が得意というわけではありませんが、だからこそ「私にも作れる=誰でも作れる」ということで、ご紹介します。
便利なヤンニョム
ヤンニョム(양념)は、韓国の合わせ調味料のようなものです。
普通の家庭料理に、これを入れるだけで、なんでも韓国料理に変身します。
和えてもいいし、煮てもいいし、炒めてもOK。
基本的な材料
以下の材料がそろわなくても、いくらでも替えがききます。
粉唐辛子
玉ねぎ・大根・にら・にんじん・長ネギ
にんにく・生姜
ごま油・すりごま
ナンプラー・甘酒
粉唐辛子
韓国食材店にいくと、粉唐辛子は「粗さ」がいろいろ取り揃えられています。
「中くらい」でいいと思います。
ちなみに、唐辛子は韓国語で고추、粉が가루
粉の唐辛子は、고춧가루
고추の下にパッチムㅅが入り込みます。
形容詞の「粗い」は굵다なので、
粗い粉唐辛子は、굵은 고춧가루
唐辛子
形容詞の「細かい」は가늘다
細かい粉唐辛子は、가는 고춧가루
といいます。
野菜
野菜は、上のリストは「推奨」程度です。
たいがい冷蔵庫に入っている玉ねぎとにんじんがあればOK。
ちなみに、
ネギは韓国語で、파
玉ねぎは양파(洋파)といいます。
うちは、ほかの料理にもナンプラーをよく使うので常備されていますが、
わざわざ買うのなら、網えびの塩辛の方がよいでしょう。
焼肉屋さんや、食材店で買うことができます。
甘酒
甘酒は、甘味とコクのために入れます。
砂糖に変えてもいいし、ご飯をすりつぶしたものを入れてもいいし、
蜂蜜いれる人もいるようです。
うちは「食べる点滴」といわれて流行したころから、麹で甘酒を作っています。
麹さえ手に入れば、作るのは極めて簡単です。
炊飯器でお粥を作って、そこに麹を入れてまぜて、6時間おくだけ。
お湯で薄める用に、こってり濃く作るので、
甘酒として飲むよりも、お砂糖替わりに料理によく使っています。
作り方
野菜を千切りにして、その他の材料と混ぜるだけです。
分量は、すべて適当・・・というか、
学校の調理実習以降、計量スプーンを使ったことありません・・・。
野菜を切ります。
玉ねぎ、大根、ニンジンです。
その他材料をいれます。
この写真だと粉唐辛子がかくれてしまいましたが、
唐辛子の粉は野菜がかくれるくらい。
右側のスプーンにくっついているのが、甘酒です。
にんにく・生姜はおろします。
今回は、にんにく5粒、生姜は大きい生姜の3分の1くらい。
その上に、ごま油、甘酒、すりごま、ナンプラーを入れて、
よくなじむまで混ぜます。
ちょっとなめてみて、お好みの味に調整します。
ナンプラーや塩辛を増やしてしょっぱさをプラスしたり、
辛すぎる場合には、野菜を増やしたり。
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使い方
和え物など、生で食べるものは、フレッシュなうちに。
1週間くらい時間がたったら、なるべく加熱して食べます。
うちでは、次のように使っています。
*塩でくったりさせた野菜にヤンニョムあえれば、即席キムチ。
白菜はもちろん、大根(千切りにすると短時間でOK)、きゅうり、
意外なところでは、青梗菜がおいしいです。
千切りダイコンを和えてみました。
*醤油にヤンニョム足せば、チヂミのたれ。
さらにコチュジャン足したり、いくらでもオリジナルが作れます。
*インスタントラーメンにヤンニョムいれれば、辛ラーメン。
鍋に麺を入れるときにヤンニョムも一緒に入れると、十分加熱できます。
スープをどんぶりに入れて熱湯注ぐタイプのものは、熱湯注ぐときにヤンニョム入れます。
*トン汁にヤンニョムいれれば、チゲ風。
うちは子供たちが嫌がるので、お椀によそってから、自分の分にだけ
ヤンニョムいれて楽しんでいました。
*市販の素で作った麻婆豆腐にヤンニョムを追加すれば、より辛い麻婆豆腐。
ほかにも、回鍋肉にも合いますし、基本、中華料理とは相性いいと思います。
レンコン・ニンジン・豚肉・こんにゃくの煮物に、
ヤンニョムを追加してみました。
これらの料理の写真をとったら、またアップしていきます。
(料理の写真は、なかなかきれいにとれないんですよね・・・)
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皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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