『エクストリームジョブ(原題:極限職業)』観客数1千600万超え!歴代2位のヒット作
韓国で去年(2018年)最大にヒットした映画『極限職業』。観客動員数で『神とともに』を超えました。もちろん、1000万人を超えたからと言って面白いとは言えないわけで、実際、歴代1位の『バトルオーシャン(原題:鳴梁)』は・・・な作品だったわけですし。
映画『極限職業』キャストとあらすじ
2018年3月公開(韓国)
監督:イ・ビョンホン
(名前でどきっとしますが、映画「二十歳」などの監督さん)
麻薬班のメンバー
コ班長:リュ・スンニョン
チャン・ヨンス:イ・ハニ
マ・ボンパル:チン・ソンギュ
キム・ヨンホ:イ・ドンヒ
キム・ジェフン:コン・ミョン
犯罪者
イ・ムベ:シン・ハギュン
イ・ドンヒが出ているとは!
こんなふうに、髭があったので最初だれかわかりませんでした。
一瞬、ぱっと見、うっかりすると、キム・ナムギルに似てませんか?
あらすじ
麻薬班は、ミスをやらかし班解散の危機になるところを、
国際犯罪組織が動き始めたという情報をもらい、潜伏調査を始める。
潜伏が長期にわたり、仕方なく組織のアジトの向かいにある
チキン屋を買い取ったところ、予想外の繁盛・・・。
タイトルについて
原題の극한직업。
직업は職業です。
극한は、漢字で極限。
ということで「極限職業」になっています。
でも、「極める」という意味の動詞、극하다の連体形
という可能性もあります。
ただ、「極める」は他動詞なので、目的語が欲しいですよね。
「凄絶を極めた職業」とか。
凄絶を極めた職業=極限職業
ま、言いたいことは同じなようものです
いずれにしろ、日本語タイトルがどうなるか、楽しみです。
確かに笑いたっぷり
ありえない設定のコメディー。
何よりテンポがいいです。
各種レビューにある通り、
気軽に笑うためだけに見るなら、十分満足。
俳優さんも、芸達者な人たちがそろっているので、
本当に、ストレスなく見ることができます。
真ん中:さえないおじさんを演じると右に出るものなしの、リュ・スンニョンさん。
左端:マ刑事役のチン・ソンギュ。「犯罪都市」で助演男優賞とりました。
新人俳優さんなのかと思ったら、「六龍が飛ぶ」のナム・ウン先生もこの方でした。
密本を守るために「自分の首をはねて持っていけ」と言っている場面です(涙)。
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でも少し不満
コメディーのいいところは、
多少つじつまがあわなくても、笑い飛ばせるところ。
コメディーを差し引いても、
そりゃないでしょ、という部分で笑いが覚めてしまいます。
映画の冒頭、主人公の麻薬班のメンバーたちが、
犯人を逮捕するのに、どれほど無能力なのかが描かれます。
それなのに、
映画のクライマックスでは、麻薬班のメンバー、実は、
柔道の国家代表だの、ムエタイの達人だの、軍特殊部隊出身だの・・・
めちゃくちゃ、天下無敵なんですね。
それほど高スベックなメンバーが、
なんで、警察内で成果上げられず、出世できずにいるのか?
たとえば、冒頭の無能力さの描写で、
腕力だけがとりえで、頭脳戦に弱いとか、
なんらか、つじつま合わせてほしかったです。
もう一つ。
コメディー映画な割に、残忍なシーンがいくつか。
気楽に見ているのに、一瞬、目を覆ってしまう場面があります。
そんなこんなで、
面白いし笑える映画なのですが、
なんで、これが1万6000人も大ヒットするの??
というのが正直な感想でした。
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2019年 4月 06日
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