イム・シワン主演ドラマ『ラン・オン』期待ポイントと実際の評価
未だに『ミセン』のチャン・グレのイメージが残るイム・シワンと、未だに『六龍が飛ぶ』のプニのイメージが残るソン・セギョン主演のドラマです。さほど話題作ではないようですが(失礼!)、見てみようかなという気になりました。
『ラン・オンーそれでも僕らは走り続ける』
JTBC水木ドラマ 2020年12月16日~
キャスト
キ・ソンギョム:イム・シワン 短距離陸上国家代表
オ・ミジュ:シン・セギョン 映画翻訳家
ソ・ダナ:チェ・スヨン スポーツエイジェンシー代表
イ・ヨンファ:カン・テオ 美大生
あらすじ
同じ韓国語を話しながらも、なかなか通じ合えない時代。
お互い異なる世界で暮らす人々が
自分のことばで関わり合いを持ち、
愛をはぐくむロマンスドラマ。
『ラン・オン』期待ポイント
なんといっても、主人公オ・ミジュが、映画翻訳家ということ。
「翻訳」が、どれだけストーリーに影響してくるのかは分かりませんが、
とりあえず、期待してみたいです。
そして、主要人物たちの仕事が、
翻訳家、運動選手、会社代表、美大生
と、まったく接点なさそうなラインナップ。
ドラマのテーマが、意志疎通。
初回を見ると、
かみ合わない会話
悪意による誤解
など、同じ韓国語を話していても
通じない!
という場面が続きます。
たとえば、こんな感じ。
미주: 근데 왜 그게 변태예요?
ミジュ:なんで、変人なんですか?
선겸: 제가요?
ソンギョム:僕が?
미주: 아니, 제가요.
ミジュ:いえ、私が。
선겸: 변태예요?
ソンギョム:変人なんですか?
イライラするか、くすっと笑うか。
独特な会話が目を引きます
脚本のパク・シヒョンは、
キム・ウンスク作家の弟子で、
「ミスターサンシャイン」や「太陽の末裔」で
補助作家としてかかわって来たそうです。
ちょっと期待しちゃいますね。
ところで、先ほどの会話に出てきた
변태は、漢字で「変態」です。
韓国語の변태も日本語の「変態」も、
辞書的な意味は同じですが、
日本語の「変態」は「性的倒錯」の意味が強い感じがします。
韓国語は「普通と違う」程度の意味で使われているような。
字幕も「変人」となっていました。
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韓国での視聴率は、2%で始まって、
第4話で3%と、健闘中。
第4話まで見た時点では、
イム・シワンが演じるソンギョムの
スポーツ界の権威主義的な暴力沙汰
というのが、物語の中心になってきて、
しかも、オ・ミジュは
翻訳じゃなくて、もっぱら通訳しています。
ちょっと期待と異なる展開になってきています…。
このまま見続けるか、もうやめるか、悩むところですが、
もうしばらく、続けて見てみようかと思います。
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皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように!
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