映画『花、香る歌』パンソリ初の女流唄い手を演じたスジ

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韓国の伝統芸能パンソリ、日本の浪曲のようなものでしょうか。一度だけ生で聞いたことがありますが、声の出し方、リズム、とても難しそうです。

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『花、香る歌』キャスト

原題:도리화가(桃李花歌)
監督:イ・ジョンピル
スジ: チン・チェソン
リュ・スンリョン: シン・ジェヒョ
ソン・セビョク: キム・セジョン
イ・ドンフィ: チルソン
アン・ジェホン: ヨンボク
キム・ナムギル:興宣大院君

予告編

あらすじ(ネタバレあり)

女人禁制とされた伝統芸能「パンソリ」で女性初の歌い手となった実在の人物チン・チェソンの人生。
チェソンはパンソリの歌い手になりたいが、当時、女性はパンソリを禁じられていた。性別を偽り、パンソリの大家シン・ジェヒョの下で修業を積み、師匠への恋心を歌に託して、実力を伸ばしていく。

師匠は、チェソンにパンソリを歌わせてくれと大院君に直訴するが、捕えられる。
大院君はチェソンの歌声を聞いて、実力を認め師匠を許すが、チェソンを王宮に抱えてしまう。
6年後、大院君の失脚で、チェソンは師匠の元に帰る。

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公式ホームページより。

感想

映画館には、等身大パネルが飾ってありました。
スジが演じるチェソン。
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チェソンの向かい側には、
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キム・ナムギルが演じる大院君。

なんで?大院君は若干、悪者で、チェソンと師匠の師弟愛がメインだから、
リュ・スンリョン演じるシン・ジェヒョがパネルになるべきでは。
キム・ナムギルの人気に負けた師匠。

パンフレットで予習

日本の浪曲もそうですが、清水次郎長とか一本刀土俵入りとか、
誰でも知っている物語を、歌い上げるものなので、
パンソリも、春香歌沈清歌などの話の内容は「皆知っている」前提かな、
と思って、パンフレットを買いました。

キーワード解説が目当て。
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パンソリ、パンソリ

パンソリの映画といえば、どうしても比べてしまうのが、
1993年の『風の丘を越えて』(原題:서편제 西便制)

パンソリの名手が、子供にパンソリの心(恨)を身に着けさせるため、
毒を飲ませて失明させる話です。暗い。
でも、主演のオ・ジョンヘが唄うパンソリは、妙に記憶に残っています。
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『花、香る歌』のスジさんは、『ドリームハイ』でも歌手だったし、
現代の歌はうまいのでしょうけれど、パンソリは・・・。

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『風の丘を越えて』、オ・ジョンヘのパンソリ


父親から逃げ出した弟が、姉を探し回り、ついに見つけたところです。
全然雰囲気の違う作品ですから、比べようもないのですが・・・。

ラストの解釈

女性でありながら、パンソリを認められたチェソンは、
しかし、大院君の寵愛を受けてしまい、師匠から遠ざけられてしまいます。
大院君の失脚で、師匠の元に帰れる!
家の軒先に、すっかりやつれた師匠が座っている。
かけつけたチェソンが、その場所に寂しそうに一人座る。
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このパンフレット表紙のシーンで終わり。
寂しい表情に、師匠が死んでしまって会えなかったのか?と思いましたが、

パンフレットによると、大院君失脚が1873年で、
師匠シン・ジェヒョは、1884年まで生きているので、
ラストシーン、チェソンは寂しい顔で一人座っていますが、
師匠は生きていますから、会えたはず!
です。

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