『被告人』最終回のトリビア チソンは死刑を宣告したが

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『被告人』の前半、見ているのが辛すぎて、最終回を検索してしまいました。ラストシーンを確認して安心してから、ドラマを楽しめるようになりました。

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『被告人』最終回、チャ・ミノ収監


ミノ:박정우, 니가 올 줄 알았어.
訳:パク・ジョンウ、来ると思った。

ジョンウ:내가 말했지. 넌 결코 차선호가 될 수 없다고.
訳:言ったろ、お前は決してチャ・ソノにはなれないと。

ミノ:그래, 난 너 때문에 형으로 살 수 없어. 그런데 넌 어때, 넌 나 때문에 니 아내가 죽었네.
訳:そうだな。お前のせいで兄として生きられない。でもお前はどうだ。俺のせいで妻が死んだ。

ジョンウ:은수라 했나?
訳:ウンスといったか?

ミノ:무슨 수작이야!
訳:なんのまねだ!

ジョンウ:오늘 한국을 떠난다고 했어. 나연희씨가 전해달래. 다신 못 볼 거야.
訳:今日、韓国を立つそうだ。ナ・ヨニさんが伝えてくれと。二度と会えないだろう。

ミノ:그게 무슨 소리야!
訳:どういうことだ!

ジョンウ:우리도 이제 다신 볼 일이 없을 거고. 그냥 거기서 평생 살아. 니가 무슨 짓을 했는지 느끼면서.
訳:俺たちももう会うことはないだろう。一生ここにいろ。自分がしたことを考えながら。

ミノ:박정우! 어디 가, 핸드폰 좀 쓰자!
訳:パク・ジョンウ!どこいく、電話させてくれ!

チャ・ミノは死刑確定だったはず

ドラマの中でも
刑が決まっていなければベージュの服で、
刑が決まっていれば青い服で、
死刑囚は、囚人番号が赤い布になっている、
ということが説明されていました。

チャ・ミノの裁判で、パク・ジョンウ検事は死刑を求刑し、
収監されるシーンで、チャ・ミノは青い服、囚人番号1001は赤い布でした。

囚人番号1001に関してはこちら。

この場面でチャ・ミノは死刑が確定しているわけです。
それなのに、ジョンウのセリフ
그냥 거기서 평생 살아.(一生ここにいろ)
直訳:ただ、そこで一生、生きろ。

「あの世に行け」ではなく、
あれ?無期懲役だっけ?と思わせるようなセリフです。

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韓国の死刑制度

韓国ドラマは、弁護士モノ、検事モノが多いので、韓国にも死刑制度があるということは、周知されています。

今回、パク・ジョンウ検事のセリフで調べてみたところ、意外にも韓国は、
事実上、死刑廃止状態です。

死刑判決は出ていても、死刑執行が行われていません、この20年。
最後の死刑執行は、1997年。

日本は、今検索したところでは、
2017年7月13日、二人の死刑を執行した
というニュースがヒットしました。
16年11月以来、約8か月ぶり2度目、とありました。

韓国が事実上、死刑廃止状態とはいえ、ドラマや映画では
死刑ではなく無期の判決が出て喜ぶシーンとか、
死刑執行に連れていかれるシーンとか、
あります。

制度として死刑がある以上、執行される可能性はゼロではない、ということでしょう。
韓国では、結構ひんぱんに、死刑廃止法案が国会に提出されています。

全体的には死刑廃止の雰囲気はあっても、
凶悪犯罪が起きれば、死刑必要論や、犯罪抑止力などが叫ばれ、
なかなか本当の廃止にはならないようです。

その他いろいろ気になること

法廷モノドラマで、よくある面会シーン。
1
テーブルはさんで対面しています。
『被告人』のソ・ウネ弁護士と、死刑が確定したパク・ジョンウ。

でも『ピノキオ』や『君の声が聞こえる』では、仕切り越しでした。
『ピノキオ』のハミョンとジェミョン。
2

『君の声が聞こえる』のソ・ドヨンとファン・ダルチュン。
3

弁護士なら同じ部屋で会えて、一般人の面会は仕切り越しなのか、
ほかのドラマはどうだったか、などなど、気になります。

あと、「死刑執行に連れていかれるシーン」で終わったのが、
映画『ハーモニー』でした。

この映画では、刑務所内でかなり自由に過ごしていました。
映画の冒頭では誕生日パーティしていましたし、
死刑囚だった女性は、家族に電話していましたし、
死刑執行前には、家族と食事したり家族が泊まっていったりしていました。

『ハーモニー』は実話を基にした映画ですが、
ドキュメンタリーではないので、フィクションです。
映画のなかの刑務所の描写がどこまでリアルなのか、気になります。

ちゃちゃっと検索して済むものでもないので、今度ゆっくり調べてみようかと思っています。

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コメント

    • NICO
    • 2017年 9月 08日

    こんにちは(´∀`)

    私も映画にしてもドラマにしても、犯罪ものをよく見るので気になってました。
    おっしゃるように、弁護士などは書類の確認やサインなど、事務的作業も伴うことが多いので、しきりのない部屋で会えるのかな~?と…。
    一般人はしきりありが多いですよね~
    そして、持ってきたものなどを渡すことも不可ですよね?たぶん。
    スハの日記を渡すことができずに、チュンキが毎日読んで聞かせてあげてましたものね~(´艸`)
    あと、しきりなしの部屋で会えるのは、財閥とかお金持ちの犯罪者?( ̄∀ ̄)
    『被告人』のミノの如く、財閥やお金持ちは犯罪を犯してもいつもやりたい放題に思えます(*≧∀≦*)

    私も思いましたが、『ハーモニー』は今まで見た作品とはちょっと違っていた気がします。
    これが本当ならずいぶん自由な刑務所生活だよな~と思いましたね~
    他力本願で、いつかお調べいただけると感謝です(´艸`)

      • sokjon2016
      • 2017年 9月 08日

      NICOさま、
      コメントありがとうございます!
      私も最初は、弁護士と一般の人で、面会の仕方が違うのかと思ったのですが、
      「君の声が聞こえる」のシン弁護士がファン・ダルチュンと面会するときも仕切り越しでした。

      「THE K2」では、確か弁護士ではない立場のユナが、机をはさんで対面していました。
      あとカン・ドンウォンの映画「私たちの幸せな時間」も、カン・ドンウォンとイ・ナヨンは別室で会っていたような。

      ちなみに日本だと、弁護士であっても仕切り越しです。
      当番弁護や刑事裁判などの通訳で同席することがありますが、
      机をはさんで対面ということはありません。

      そもそも日本の刑務所暮らしについて、何も知らないので、
      まずはそこからですよね。
      そうすれば韓国の刑務所暮らしと日本のそれを比較できますし。

      でも比較するなら、他国事情もある程度調べないと、
      日本や韓国の刑務所が「自由」なのか「厳しい」のか分からないですよね。

      そして、映画で描かれる刑務所生活の描写を集めて、
      日本映画と韓国映画と、それぞれどの程度、実態に即しているのか。
      実態と異なる場合、何が、どのように、どういう目的で、異なる描写になっているのか。

      一大プロジェクトですね(笑)。
      少なくとも「各国刑務所事情」というのはすでにあると思います。
      ぼちぼち、調べてみますね~。

        • NICO
        • 2017年 9月 08日

        再びお邪魔します。

        シン弁護士は確か、弁護士としてではなく、罪滅ぼしのような感じでダルチュンに会いに行ってたのではなかったでしたっけ?
        なのでしきり越しだったのかな?と思っていましたが…。

        カン・ドンウォンさんのユンスは死刑囚でしたよね?
        なんか、死刑囚に会いに行く仕事?みたいなのだったと思うので特別だったのかと…。
        となると、『ハーモニー』のナ・ムニさんが家族と過ごすのと同じようだったんでしょうかね~?

        そう言えば、日本作品ではあまり刑務所が出てくるものとか見たことがない気もします。
        というより、韓国作品がその手のものが多すぎるんですかね?( ̄∀ ̄)
        本当に一大プロジェクトですね~
        気長にお待ちしております~(´艸`)

          • sokjon2016
          • 2017年 9月 08日

          NICOさま
          なるほど、ファン・ダルチュンは既決囚だったので、
          シン弁護士は担当弁護士じゃなくて、知人としての面会ですね。
          「私たちの幸せな時間」は、たしか、教会の奉仕活動としての面会だったと思います。
          そうすると、一般の面会とは別枠なのかもしれませんね。

          いつの頃からか日本の映画もドラマも見なくなってしまって、
          刑務所モノ?が思い浮かびません。
          確かに韓国は、弁護士・検察・刑事ものが多いですよね。
          今は、ネコがいて旅行ができないのですが、
          ふと、韓国旅行で裁判を傍聴できないものかと思ったり。
          ドラマのような、イケメン検事・弁護士さんは期待していませんが(笑)。

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