映画『あの日、兄貴が灯した光』力技で泣かされました
チョ・ジョンソクは、出演ドラマを見てなくて、「青い海の伝説」のカメオ出演で初めて見ました。格好よかったです!
『あの日、兄貴が灯した光』
韓国語の原題は형(兄)
日本では「しんみり」な感じが観客受けして、
韓国では「コメディ」要素を強調する方が観客受けするんでしょうね。
監督: クォン・スギョン
コ・ドゥシク:チョ・ジョンソク
コ・ドゥヨン:ト・ギョンス
(「EXO」のメインボーカルD.O.)
柔道のコーチ:パク・シネ
兄弟の片方がエリートで、片方がチンピラで。エリートスポーツ選手は挫折、チンピラの兄が不器用に支える・・・。ストーリーは既視感ありますが、やはり泣かせます。
予告編
仲の悪い異母兄弟
詐欺で服役中のドゥシクは、柔道選手の弟が失明したことを理由に、仮釈放を勝ち取ります。
弟のドゥヨンは失意の日々で、荒れ放題の部屋に引きこもり生活。
柔道のコーチは、選手生活の最盛期に怪我をしたドゥヨンを見捨てられず、
時々様子を見に来て、掃除したりご飯を作ってくれます。
ドゥシクは、ドゥヨンをだまして両親の残した貯金で高級車を買ったり、
女を家に連れ込もうとしたり。
ドゥヨンをじゃけんに扱おうとしたら、柔道の技で投げ飛ばされたり。
スポンサーリンク
衝突しながらもやはり兄弟
ドゥヨンが、栄養失調で病院に運ばれてから、
仮釈放が取り消されると困るので、ドゥシクはドゥヨンに少し優しくします。
散髪してあげて、一緒にクラブに行ってナンパしたり、
一緒にお風呂にいったり。
元々仲がよかったのでしょう、ドゥヨンも楽しそう。
ドゥシクがぐれて家を出た原因は、
父親の再婚相手(ドゥヨンの母)が、自分の母親の担当看護師だったことを知ったから。
母親が死ぬのを内心、喜んでいたのではないかと思ったと。
パラリンピックを目指す【ネタバレ】
元コーチは、引きこもるドゥヨンを心配して、パラリンピック出場を勧めていました。でも、お兄さんが戻って、ドゥヨンが笑うようになったから、パラリンピックはあきらめると。
しかし、ドゥシクが突然、ドゥヨンに「柔道をやれ」と言い出します。
その理由は???
突然の、末期がん宣告!
え、また!?と思うものの、結局泣かされます。
役者さんの演技がうまいからでしょうかねえ。
自分がいなくなった後にも、ドゥヨンが困らず生活できるように、
パラリンピックでメダルをとれば年金がでる、
白杖をついて歩くことにも慣れさせなければならない、
何より、自信をもって生きられるように。
目がみえず怖がるドゥヨンに
俺がついているから。
トレーニングを始めるドゥヨン。
家の中の段差を直したり、家具の角を丸くしたりするドゥシク。
もともと実力のある選手だったので、ドゥヨンはトントンと勝ち進み、
パラリンピックの代表になってリオへ旅立ちます。
決勝戦を前に、ドゥヨンは失明した試合中の事故を思い出し
自信喪失し、コーチは思わずドゥシクの病気をばらしてしまいます。
ドゥシクのために頑張って勝ち取った金メダル。
試合が終わって、叫ぶ형!!!
帰国後のドゥヨンの横には、ドゥシクの遺影・・・。
感想
『ハーモニー』に引き続き、韓国映画の力技にねじふせられた感じでした。
前半はコメディタッチなので、まさに笑って泣ける典型的な韓国映画。
弟ドゥヨンを演じたD.O.は、私は良く知りませんが、
若い子たちに人気の歌手なんですね。
スーパーマーケットの不当解雇、労働組合の闘いを描いた
映画『明日へ』に出ていたのを思い出しました。
主人公の息子役で、やはり最初は母親に反抗していました。
反抗期の青年役が、似合うんですね。
最後に
チョ・ジョンソクとD.O.が一緒に歌う主題歌。
最初に、映画出演者からのメッセージつき。
映画みたあとにこの動画をみると、余計泣けます。
スポンサーリンク
コメント
-
2018年 8月 22日
-
2020年 12月 30日
こんにちは(´∀`)
私も観たのですが字幕なしだったので、お母さんのくだりが大事なような気がするのにイマイチわからなく…
そういうこと言ってたんですね~(´艸`)すっきりしました~
パク・シネさんは好きだけど、私もこのコーチ役はピンとこなくて、最後まで違和感を持って観てましたね。
でも『7番房の奇跡』の脚本家らしいですし、きっちり。最後はボロボロ泣きました(´艸`)
だけど、こういう映画はお約束通りに泣かせてもらった方がすっきりする気がします♪
チョ・ジョンソクさんは、私は映画5本くらい、ドラマ2本くらいと結構見ていて、好きな俳優さんのお一人ですね。
D.Oさんを見たのは映画『純情』が初めてでした。とてもいい目をしている子だな~と思った記憶がありますね。
だけど一番よかったのは、ドラマ『君を憶えてる』のサイコパス役かなと思います。
二人が『ランニングマン』に登場した回も見ましたが、お二人が歌うシーンもあって面白かったです。
ジョンソクさんはミュージカルもなさるし、元々ギター弾きになりたかったとのことですが、歌もお上手ですよね。
この最後の歌は、『応答せよ1988』でイ・ジョクさんがリメイクした、さらにリメイクなんですよね?
バラエティなんかでも、時々流れているのを聴いたりします。
韓国では映画が終わると同時に席を立つ人が多いと聞きますが、このエンドロールで流れた歌も聴いていない方が多いとか…韓国らしいエピソードだな~と…(*≧∀≦*)
ジョンソクさんの今回の役の汚い言葉(!?)ですが、最初は言い慣れなくて大変だったらしいですね~
ある時からポロポロ口から出るようになったとインタビューで言っているのを見ましたが、
韓国映画では普通によく聞くので、聞きなれた感はありますよね(´艸`)
D.Oさんも、元々ジョンソクさんのファンだとかで作品もたくさん観てるらしいです。
二人の息が合っていたのがとてもよかったです。
ジョンソクさんの出演している映画、今、GyaO!で17日まで配信中ですよ~
脇役ですが、ジョンソクさんの演技がよくて、名前が広く知れ渡った作品と聞いています。
『建築学概論』⇒https://gyao.yahoo.co.jp/p/00657/v09901/
それから、以前にご紹介していた『ミス・ギャングスター』が10日から配信予定だそうです。
是非、ご覧になってみて下さい~(´∀`)
『ミス・ギャングスター』⇒https://gyao.yahoo.co.jp/p/00697/v12257/
それとあと二つ。オススメしていいですか?(´艸`)
ハン・ソッキュさんとチャ・スンウォンさん主演の映画でノワール?ですが、面白い作品ですので、
もしご覧になったことなければ是非に~18日まで配信中です。
『目には目、歯には歯』⇒https://gyao.yahoo.co.jp/p/00005/v12115/
あと、イ・ムンシクさんとイ・ジュンギさん主演の映画で、原作は在日の方で日本でも映画化された作品なんですが、それのリメイク版ですね。だけど、韓国版の方が断然面白い作品です。
イ・ムンシクさんの映画内での肉体改造がスゴイです!これは12日までなのでお早めに~(´艸`)
『フライ・ダディ』⇒https://gyao.yahoo.co.jp/p/00697/v12100/
もしご覧になっているものばかりでしたら失礼なことを書いてすみません。
そして、リンクがうまく貼れてなかったら~申し訳ありません~
長くなってしまって重ねがさねすみません~(汗
NOCOさま
コメントありがとうございます!
字幕なしでご覧になっていたのですね。
チョ・ジョンソクさんが、汚い言葉を使うのに最初は抵抗があったという
インタビュー、私もどこかで見たようなきがします。
本来は、上品な方なんだなと思ったので記憶に残りました。
「ランニングマン」に二人が出演したというのは、この映画の宣伝のためだったのでしょうか。
それくらいの時期のもので探してみます。
お勧めの映画も、見てみたいです。
「建築学概論」は、かなり話題になりましたよね、見たいとおもいながら、
いまだに見ていません。
GYAO!の映画も、どれを見るか迷いますので、
NOCOさんお勧めの担保があると、安心してみれます^_^
配信期間が迫っているのは、見逃してしまうかもしれませんけれど…。
いつもありがとうございます!!