韓国で話題沸騰のドラマ『夫婦の世界』人気の理由とあらすじ紹介
コロナ禍の運動不足で、長距離の散歩をしています。歩いている間、スマホで韓国のニュースを聞いているのですが、何かにつけて「夫婦の世界がすごいですね」「夫婦の世界が人気で」と話題に出ます。来週(5月16日)が最終回の予定ですが、何がどのようにすごいのか見て見ました。
ドラマ『夫婦の世界』
2020年3月27日から5月16日放送 JTBC
キャスト
チ・ソヌ：キム・ヒエ
（コサン市の病院の副委員長）
イ・テオ：パク・ヘジュン
（ソヌの夫で映画監督。諸悪の根源）
ヨ・ダギョン：ハン・ソヒ
（イ・テオの浮気相手）
予告編
画像をクリックすると動画になります。
どろどろの不倫浮気モノなのですが、
予告編のように、サスペンス的なテイストもあり、
不倫ドラマというと、たいがい、
막장 드라마 マクチャンドラマ
（ありえない展開が続くドラマを悪くいう言葉）
と言われるのですが、この『夫婦の世界』は、
웰메이드 드라마 ウェルメイドドラマ
（作品性の高いドラマ）
だと絶賛されています。
原作はイギリスドラマ
2015年のイギリスドラマ
「ドクター・フォスター（女医フォスター）」
が原作です。
原作ドラマは見ていないのですが、
概ね、原作のストーリーはそのまま踏襲されているようです。
ラストがどうなるのか（モトサヤなのか、死んでしまうのか）
気になって気になって、ざっくり検索して読んでしまいました。
原作のラストは・・・モヤモヤしました。
『夫婦の世界』は、なんとなく、原作とは異なるエンディングが
用意されているような気がします。
そして、この「ドクター・フォスター」を放送したBBCテレビのプロデューサーが、
韓国版の「夫婦の世界」を見て、
主演キム・ヒエの演技が圧巻、ドラマの成功はキム・ヒエのキャスティングにある
と大絶賛したそうです。
驚くべき視聴率
韓国のラジオニュースで、何度となく
話題に上がる『夫婦の世界』ですが、
非地上波ドラマ歴代最高視聴率を記録！
というのが一番のニュースです。
非地上波ドラマのヒット作というと、なんといっても
トッケビ
「トッケビ」(2016～2017)の視聴率が
20.5％
「SKYキャッスル」(2018～2019）が
24.6％
そして「夫婦の世界」は第14話の時点で
26.8％
回を重ねるごとに数字を伸ばしていますから、
最終回には30％超えるかも!?
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先が読めない展開
人気の理由の一つに、
展開の速さと、先の読めなさがあります。
通常の不倫モノだと、
不倫の事実を掴み、不倫相手を見つけ出すまでで
ドラマの半分が終わってしまうこともありますが、
「夫婦の世界」では、第1話で不倫相手まで判明します。
しかも、主人公チ・ソヌの周囲の人物たちが皆、
不倫事実を知り、不倫相手と仲良く過ごしていたことまで。
たいがい主人公には親身になってくれる親友がいるものですが、
チ・ソヌの友だちは皆裏切り者。
孤立無援のチ・ソヌ。
イ・テオは勿論ですが、周囲の人物までもイカレてます。
しかもチ・ソヌも、頭がいい分、復讐方法がえげつない。
つまり、
まともな人間が一人もいないので、
何が起こるかわからない、予測不能ドラマになっています。
「不倫不敗」という言葉がある
韓国のドラマ業界に、
불륜불패 プルリュンプルペ 不倫不敗
という言葉があるそうです。
不倫モノは昔から人気ドラマなんだそうです。
言われてみれば、今回の主演キム・ヒエさんの代表作
「密会」
見てないですが、不倫モノですね。
「韓国 不倫ドラマ」で検索すると、
「妻の誘惑」「偉大なる糟糠の妻」など、たくさん出てきます。
なぜ、不倫ドラマは人気があって、不倫不敗なのか。
美しい純愛として不倫を夢物語として楽しむケースと
裏切られた妻が、気持ちよく復讐する姿に溜飲を下げるケース
後者が多いと思われます。
美しい純愛としての不倫といえば、
「空港へ行く道」がありましたね。
↑で不満をぶちまけていますが、
「空港へ行く道」では、子どもや姑との葛藤がスルーされました。
「夫婦の世界」では、たっぷり描かれています。
そういうわけで、日本上陸が待ち遠しい『夫婦の世界』です。
よろしかったらお願いします！
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまの韓国語の勉強に少しでもお役にたちますように！
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