『最高の結婚』主人公パク・シヨンの荊の道は、かなりリアルだった

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GYAO!で『最高の結婚』を見ているのですが、コメディかと思ったら超シリアスで、みていてつらいです。

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『最高の結婚』テーマは未婚の母

結婚しないで子供を育てるのが、なぜ大変なのかというと、家父長制女性差別があるからです。
ドラマとはいえ、「女のくせに生意気な!」とか「異性関係が乱れているのよ」とか、屈辱的な場面が続きます。

女性の足を引っ張るのは女性。
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字幕:最悪だわ、あんな女がくるなんて

一番味方につくべきお母さんも娘を追い詰めるし。
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字幕:母さんと田舎に帰ろう。

それでも、女性団体が主人公を支持したり、主人公も「子供を産むのが罪なのか!」と言い返したり、結婚制度なんで50年後には滅びるわよというセリフがあったり、やられてばかりではないので、つい見てしまいます。

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挑戦的な作品

2014年9月27日のASIA10の記事で、『最高の結婚』制作発表会での、主演俳優らのコメントが紹介されていました。

脚本を書いたコ・ウンヒさんが、作品について丁寧な説明を行ったそうです。
敏感な問題を扱ったので、視聴者の反応が心配だったから、と。

脚本のコ・ウンヒ
「『最高の結婚』は、とても社会性の強いドラマで、プロデューサーと作品を話し合いながら、「非婚母」へのアプローチについて知恵を出し合いました。
2008年に戸主制が完全に廃止されたけれど、未婚母・非婚母への制度的支援は不十分だし、社会的な視線も否定的です。『最高の結婚』は、そういう現実を考える手がかりとしての意味があるのでは」

主演のパク・シヨン
「この作品で、強いメッセージを伝えようと言う考えはないけれど、番組をみて、なんらか話し合うきっかけになってくれれば」

必然的に泣く場面が多いです。
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相手役のペ・スビン
「社会的な問題を解決するためには、制度的な変化が必要で、時間がかかるだろう。そういう過渡期にある作品のひとつだと思う」

男はどいつもこいつもにくったらしい役ばかり。
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現実の厳しさ

미혼모未婚母)、日本語では「未婚の母」ですね。この言葉にはかなりネガティブなイメージがつきまとうので、ドラマでも、

비혼모非婚母)という言葉を使っています。さらに、
자발적 비혼모自発的非婚母)とか。

結婚しないで子供を育てることの厳しさについて、
2010年の東亜日報に、具体例が紹介されています。

出産したときに祝福の言葉ではなくため息、
両親は周囲に知られたくないからと引っ越したとか、
親からは勘当されたようなものだとか、
未婚の母とわかったとたん就職が取り消されたり、

すさまじい逆風です。
ドラマの描写は、しゃれでも誇張でもなく、リアルなんですね。

リアルな描写は、そうだそうだと共感されたのか、
今度は視聴者たちの感想も拾ってみたいです。

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